料理の度に、お肉を切って、包丁とまな板とフライパンを洗って、となると面倒ですよね。
どうせお肉を切って焼くのであれば、焼いたお肉で2品作ると、時短家事になりますよね。洗い物も減りますし。片方1品のおかずを次の日に回せば、次の日は楽をできます。
今回は鶏もも肉2枚を使って、「チキンの照り焼き」と「チキンのトマト煮込み」を同時に作るレシピをご紹介。作り方のコツやアレンジ方法もお伝えします。

味付けは和風と洋風の2種類で、飽きずに楽しめるのも魅力!照り焼きは作った当日に食べて、トマト煮込みは作り置きにするのがおすすめ。
「チキンの照り焼き」と「チキントマト煮込み」を同時に作ろう
鶏もも肉を2枚使いますが、お肉の下処理をする、フライパンで焼くという工程はどちらもほぼ同じなので、一度に作業した方が、洗い物が減ります(包丁、まな板、フライパンは同じものを使います)。
また、トマト煮を煮込んでいる間に、照り焼きを作るので、時短家事にもなります。
【今回作るチキンの照り焼き】

【今回作るチキンのトマト煮】

準備するもの(2人前)
【照り焼きチキン】
- 鶏もも肉 1枚
- 塩 適量
- コショウ 適量
- 片栗粉 大さじ1
- 油 適量
- すき焼きのタレ 大さじ3
【トマト煮込み】
- 鶏もも肉 1枚
- 塩 適量
- コショウ 適量
- 油 適量
- 玉ねぎ 半分
- キャベツ 5~6枚程度
- ニンニクチューブ 5cm程度
- 鷹の爪 2個
- コンソメ 大さじ1
- ローリエ 2枚
- トマトジュース 250ml(今回はリコピンリッチを使っています)
- 粉チーズ 適量
- パセリ 適量

トマト煮に使う野菜は、冷蔵庫にちょっと余っているものを活用するのがおすすめ。
作り方
- 鶏もも肉2枚の下ごしらえをする。下記の写真のように、余分な脂身をとり、厚みのある部分は包丁を入れて広げる(厚みを均一にすると火の通りがいいです)。また、手で触ってみてゴロゴロした部分は包丁で取り除く。

- 鶏もも肉2枚に塩、コショウで下味を付けておく。
- トマト煮に使うもも肉は、食べやすい大きさに切り、油を敷いたフライパンで両面を中火で焼く。この後、煮込んで火を通すので、表面にこんがり焦げ目が付く程度に焼けばよい。フライパンはこの後も使うので、洗わない。

- 鍋に、焼けたもも肉、食べやすく切ったキャベツと薄切りにした玉ねぎ、トマトジュース、コンソメ、ニンニクチューブ、ローリエ、鷹の爪を入れて中火に。沸騰したら15分弱火で煮込む。

- トマト煮を煮込んでいる間に、照り焼きチキンを作る。下ごしらえを終えた鶏もも肉に、塩・胡椒、片栗粉を両面に振りかける。茶こしを使うと便利です。

- トマト煮で使ったフライパンに油を多めに足し、上記の鶏もも肉を焼く。この時皮を下にして、弱火で4分、ひっくり返して弱火で3分焼く。

- もも肉に火が通ったら、余分な油をキッチンペーパーでふき取る。すき焼きのタレを回しがけして、絡め焼きをし、タレにとろみがついたら出来上がり。

- トマト煮については、15分弱火で煮込み終えたら、火を止めて20分程度待つ(この間に味が染み込む)。お皿に盛りつけ、粉チーズとパセリを振りかける。
保存方法とアレンジ
当日食べないのであれば、タッパーに入れて冷蔵庫で保存しておきましょう。
照り焼きチキンはお弁当のおかずにもなりますし、マヨネーズを足してパンに挟んでも美味しく食べられます。
トマト煮は、ショートパスタを和えるとトマトパスタになりますし、バゲットを添えてオシャレなランチにするなど、色々アレンジできます。
まとめ 忙しい日も2品同時調理で時短ごはん!
1回の調理で「和風」と「洋風」おかずが同時に作れるこのレシピ。洗い物も時間も減らせて、忙しい日でも満足感のある食卓が作れます。
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